What is C?
C言語とは世界的に普及したプログラミング言語の一つです。
もしかすると一度は聞いた事がある方も多いかもしれませんね。
PythonやJava、JavaScript、C#などプログラミング言語としては色々あるのですが、C言語は世界的に見ても認知レベルがずば抜けて高い言語です。
(言語自体が登場してから歴史が長い事も理由としてはあります)
日本でも一昔前から本屋の技術本コーナーにC言語の本が多く積まれていました。
最近はよく知りませんが、AmazonのKindle本などでもC言語のリファレンス本が多く点在しています。
C言語は数あるプログラミング言語の中でも特に普遍的な存在であると言えるでしょう。
最初に学習すべき言語という噂の真相
これは昔からよく言われているようです。
私も耳にした事があり、プログラミングを始めた頃によく書籍を購入していました。
しかしながら、初学者(プログラミングの経験が少ない人、または初めての人)がとっつきやすいかと言えば私は少し違うように思います。
どうせなのではっきり言ってしまいますが、プログラミング自体はC言語よりVisual Basicなどのほうがとっつきやすいでしょう。
難易度の話ではなく、扱いやすさの話です。
C言語は古くに誕生した言語で、書式や体裁、メモリ管理などを緻密に計算してプログラムが組めるような仕組みになっています。
そういった意味で一部では「準・低水準言語」の位置づけで扱われる事もあるようです。
メモリの直接操作が出来る機能がC言語にはあり、これは高水準言語のVisual Basicなどでは決してできない事です。
プログラムの原理が理解できるという利点がある一方で、覚えないといけない文法や作法が他の言語に比べて多いので初学者にとっては難しいと感じるかもしれません。
それでもC言語はプログラミングの登竜門であると私は思っています。
それはプログラミングでいずれ必要になる知識を覚えるための要素が際立っているためです。
メモリに関する知識は、現代の主力プログラム言語を習得する際に省かれる事が多いです。それは必要ないからです。
必要ない理由についてはここでは追求しませんが、言語自体がそのような扱いやすい仕様になっているのです。
しかしC言語の知識があれば、あらゆる場面においてアプリケーションやシステムの開発が容易になります。
分かりやすく言えば、自動車を運転できる人とレースゲームでしか車を運転できない人とで車について語らせたら前者のほうが能弁なのはまぎれもない事実でしょう。
それほどの違いが出るという事です。
C言語を覚えると何が作れるのか
何でも作れます^^
・・・と言うとちょっと胡散臭いので、実際にC言語が現代社会で何に使われているかを抜粋して紹介します。
- スマートフォン(OS)
- パソコン(OS)
- ゲーム
- 「電子レンジ」「テレビ」などの家電製品
- 機械学習・人工知能(A.I.)の元になる部分(ライブラリ)
- 遠隔操作システムなどのIoT機器
- 自動車などの電子制御システム
- ドローンなどの無人偵察機制御
どうですかみなさん。見境なくあらゆる分野のものが網羅されていますね。
つまり世の中の機械の基礎・基盤部分を作る事が出来るのです。
これだけでもC言語を学習する意欲になるかと思いますが、C言語では何よりも他のプログラミング言語の基礎知識を覚える事ができます。
さきほどの話題と被ってしまいますが、完成した惣菜を購入して食事を用意するのか、手料理をするのかくらい差が出ます。
もちろん、手料理で食事を作る事ができれば作りたいと思います。味付けも自分好みにできますし。
つまるところ、自分の都合の良いものが作れるようになります。
これは開発者にとって、大きなアドバンテージになるでしょう。